新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

雨を吸ったアスファルト

 

雨を吸い、黒くなったアスファルトが、最高に好き。もちろん雨はもう止んだ後で、暗い時間になると出かけたくなる。アスファルトを照らすのは蛍光灯。雨が小降りだった日は、その上をなるべく靴底の広い靴で歩く。大降りだった日は、自転車を持ち出して水たまりを狙いながら走る。アスファルトっていう名前が既にいい。アルマイトの次にいい。

 

人生に一度くらい湿ったアスファルトの上に下着一枚くらいの格好で寝そべってみたい。夏の蒸し蒸しする日にやるとめっちゃ気持ち良さそう。最高っぽい。

 

とうとうついに研究室をやめる(というかそもそも所属していないが)ことを決めたので次の月曜日の朝にセンセェにお話ししに行かなくてはいけない。はっきり言って気が重いが、自分の好きなことだけやるという気持ちを捨てたら負けだとおもうので頑張る。無責任なんじゃね、みたいな気持ちはとりあえず置いておいて、さすがに自分の人生の方が大事だし、相手側からもこっちを適当にあしらってる感が見て取れたのでもういいかなっておもう。共同研究ニキの完全にナメくさった態度がとりあえず気にくわないし、彼のメンタルを慮って、直でケンカ売らなかったことは褒められるべきだとおもう。下手に丸め込まれないように気をつけないといけない、どう考えてもダメな人。

 

とりあえず髪の毛切りたくてたまらないので明日切る。

 

朝5時、かわいい君が好きなもの

 

午後起床部部員の私だが、 早朝の街は大好きです。少し寒くて、暗いので明るいところが輝いて見えて、何より人がいないから自由。でも駒込はちょっと人が多いかも。前の家の周りはもっとだれもおらんくて、春日通りのど真ん中歩いてても車の一台も通らん時間やった。スピッツのアルバムを流して歌いながら歩くと、朝の空気の中を泳いでる気持ちになれる。少し寒くなって空気が細くなって来たから、余計に気持ちいいし、坂道を登りながらその角を曲がった先に何があるんやろってドキドキするなどした。このまま学校まであるっていこっかなーって思ったけど、1日まだ長いから我慢した。

 

足元を見たら靴がドログチャしていたので洗わないといけないなあと思った。駅のトイレに入ったら、たまたま赤ちゃんベット付きの広いトイレでミスったなーと思った。広いトイレは落ち着かん。

 

小さい頃読んでたズッコケ三人組の本のメガネキャラ(名前忘れた、ハカセやったっけ?)が、いつもトイレで本を読むっていう設定やったことを思い出した。本は実際布団の中とか狭いとこで読むほうが入り込めて楽しい気持ちになれる気がする。

 

本といえば、私はありふれた日常を物語に落とし込むみたいな作品が苦手なんだけど、さいきんその理由がわかった。私にとってあくまで物語はフィクションであって、現実の雰囲気を感じさせるものであって欲しくない。作るならこれはないやろ、っていうくらい振り切れた設定とキャラクターでやり切ってくれないと、面白みがない。同じ医療系でも、日本ドラマがダメで海外ドラマがいけるのは、ERの出演者は外国人であって、私の日常にはいない人だからなんだなってわかったし、もし自分が英語圏に住むようになったらERも面白く無くなるのかと思うと確かめてみたいかも。そうおもうと私の相棒好きは杉下右京もとい水谷豊のすごさなんやな。

 

まだ5時半なのに電車の中に人が多い。しかし今から理学部一号館415に朝一凸して窓開けて教科書読もうかなというハイテンションの私には怖くない。

 

後楽園の駅は市民プールの更衣室の匂い。

 

草野マサムネの声は明け方の高さ。

 

 

理由を考えるとき

感情と理性は完全に切り離せて、そのどちらもを意見や行動の理由として使えると思っている。この使えるは使うこともできるくらいの感じ。とはいえ理由になれるのはこの2つしかないとも思っている。他のをあげる人いたら教えて欲しい。

 

なんか書こうとしてること前書いた気もするけど自分の記事のカテゴリわけもタイトルも適当すぎて何書いたか全然探せないのでとりあえず書く。

 

このあいだ帰省したとき、高2の妹にこの話をまとめた小冊子(笑)をあげて色々説明してみたんだが(人生で初めて啓蒙的活動をした。妹が素直に全てを受け入れすぎてて完全に洗脳してる気分になった)なんか自分でまとめながらよく分からなくなったことがある。自分の価値観っていうのは一体どっちに帰属するべきなのか。今時点、頭の中では、やっぱりどっちにも入るよねえというかんじ。そしたらやっぱり理性も感情も結局おんなじっていうことにならない?これはぐるぐる回り出す予感がするデェ…。回ってんだよなあ…。

 

 

話変わるけど、たこ焼き屋さんでたこ焼き買うと箸にはならんけど、爪楊枝というには長すぎるしゴツすぎる串が二本必ずついてくるよね、あれ何。大阪ではほとんどたこ焼き買った記憶ないけど大阪でもついてた?

 

話は二転三転するものだよ。この間の記事で書いた新しいバイトの面接落ちちゃったんだけど(きっと態度が悪かったんだろうなあ)、ああいう子供を騙すような指導を売りにする大人は虚しくならないのかなあとおもう。可哀想な子供をたくさん生み出してそのことについて心を痛めないのか。勉強が嫌いなんだから、そういう子供には小技みたいのを教えてとりあえず受験突破させるとか、いうのは、やっばり気持ち悪いし絶対やりたくないな。やっぱりそれで生まれるのって家が金持ちだっただけの無能高学歴(笑)だよ。(最近のお気に入りワードです)これも本当は違うのかな〜。

 

尾崎豊の言う通り、これから先生きて行っても何もかもが自分の観念によって歪められて行くばかりなんだ。悲しい。割り切って押し行く以外に道はないのかな。失敗してから気づくことが大事と言うけど一番大事なのは失敗しないように頑張って準備することだよ。何も考えずにただ行動して失敗したら時間の無駄。寝てたほうがマシ。最近はどのような失敗が起こりうるかまで頑張って想像してみるようにしている。えらいなあ、成長を感じますね。

予想外の幸福

結婚式をしたい。これは人生上のチェック入れたいボックスリストの中でもだいぶ上の方にある。そのほか、妊娠、出産、など一通りの女性としてのイベントは体験してみたいと思う。ところが実際、あまりにも現実味がない。現実味がないというのは、恋人がいない、金銭的に苦しいなどというものではなくて、ただ単に自分が結婚し、妊娠し、出産するという様子を容易に想像できないということです。もっというと、自分の腹が膨らんで来て、お腹が痛くなって、股から赤ん坊が生まれうるという事実を本当の事実として認識していないということ。え〜〜こわいよーー。出産する自分を想像できる21歳ってどのくらいいるんだろう。単純に疑問。ついったーでアンケート取ってみよ。

 

昔から自分が想像していなかった幸福?を、与えられた時、私は不安になったり、自分がその場に見合わないような恥ずかしさを覚えたりしてきた。一番過去の記憶だと5歳?の誕生日にディズニーランドへ連れて行ってもらった時のことを覚えている。連れて行って欲しいと言ったのかどうかは覚えていないけれど、車の中で東京に来た時になんだ景色変わらねーじゃんと思ったのは覚えている。そして、ディズニーランドに入ろうと言う時、ゲートの手前から聞こえて来る楽しげなBGMにビビり倒し、お腹が痛くなって、恥ずかしくて帰りたくなった。そのあとどうしたかは覚えてないけどお母さんの手を握りながらお腹痛いって言い続けた。

 

その次に覚えてるのは、(もしかしたらディズニーランド事件より前かも)ムラサキスポーツの福引で一等を当ててしまった時。カランカランと鳴らされて、わけもわからずおめでとうとか言われてすごい不快になったし、不安になって逃げ出したくなった。

 

自我が芽生えてからはそう言うイベントへは極力心の準備のないままに飛び込まないようにしていたのであまり体験していない。もしくはひどすぎて記憶から抹消した?

 

話が戻って結婚式って体験したいけど、絶対にその場から逃げ出したくなる自信がある。結婚ってそんなに他人から祝われるようないわれのあるものなのかな。テメーの自己満足にみんな付き合ってやってんだぜぐらいのテンションで私の結婚式には来て欲しい。誰呼ぶかわからんけど。想像しただけで震えて来た。

バイトの研修

時給につられて新しいバイトを始めようかとブラブラブラブラ研修を受けに行った。なんと!三時間も拘束する採用前研修無給!まい●びさんはさ●っくすとはちがって大学生を舐めてるなあ。(さ●っくすは採用前研修長かったけど毎回時給千円くれた)

 

ま●なび家庭教師というやつに行ってみたんだけども、まずもってあちら側の口上がひどくて引いた。我々がこの事業を始めたのは大学生と一緒にビジネスをしたかったからです。キモい。私はビジネスしたくない。日銭が欲しい。雇われ講師でいいからお金だけちょうだい。

 

なんか巷ではやった?下●上受験というのを元にプロデュースしたカテキョ派遣らしいのだが。その下●上算数のやり方?をちょっと学ばされたりしました。なんかもう、受験のための小技集教え込みみたいでぞわんゾワワとした。やだやだー働きたくないこんなとこで〜〜。えーんえーん。無垢な小学生にぺてん師みたいなことしたかねんだよー。という気持ちになった………。よくわからなかったけどそんな気持ちになった。問題解くだけじゃ何も楽しくないよ…。私こんな家庭教師きたらいややもん。まじさ●っくすの

 

でも背に腹は変えられない、次回私は金のために魂を売りいたいけな小学生にペテンをするのか……!?!?

 

to be continued...