新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

ポケットモンスター 愛と友情

こんばんは。夕方起床をキメて絶望していた私ですが、本日は『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』を同居人ちゃんと観に行ってきました。今日は寝ません。生活リズムを戻そうな。映画始まってから終わるまでリアルにトータル5分間くらいしか泣いてない時間なかったんっじゃないのってくらい2人とも号泣してて、隣にいたカップルがでしなに、隣の人たち超泣いてたね(HAHAHA)みたいになってました。

 

※今回の記事はかつてないほどにネタバレを含みます(予定)のでイヤヨという方はお引き返しください。

 

数時間前の記憶なのにどんどん消えて行くよ、怖い。

映画は結構唐突に始まります。まずサトシが見ているテレビ上のポケモンバトルに出ているポケモンが、カメックス、ゲンガー、フシギバナで、んああああ~昔だ~~~ってなった。ここの時点でBGMがすっごい懐かしくてわーわーわーって気持ちが高まりましたね。(この映画BGM神采配でしたよ)そして寝過ごしたサトシがあまりもののピカチュウと旅に出るわけです。ポケモンをゲットしようにもピカチュウが言うことを聞かないので、サトシは自分で石をぶつけてポケモンを弱らせようとするんですよね。そしてなんだかんだあってオニスズメの大群がサトシ&ピカチュウを襲ってくるわけです。そこからの展開はもう、なんか、わかるよね。涙が止まらなかったよ。

そして仲良くなった2人の上空を飛ぶホウオウを見てサトシが言うわけです。いつかアイツに会いに行こうぜ!ここでOPめぜせ!ポケモンマスタ-!が流れ出します。OPのある映画はいいね。昨年君の名は。を観に行った時にも思ったけど、OPのある映画はいいね。ここからすべてが始まるんだ~~っていう気持ちの高まり。しかも今回は魂に刻まれし曲だしもう涙が出ないわけもなく(OP中の映像もすっげえよかった)。

 OPの後は今回の旅の仲間に出会います。ポッチャマをつれた女の子とルカリオをつれた男の子でした。昨日の記事に書いたような共に批判し合い高め合うような真の友情をはぐくむことのできる3人がそろうわけです。個々で私の感情は爆発した。互いに相手にはない強みを持っていて、相手のために惜しげなくそれを捧げ、そしてあいてからも真実がかえってくる。すてきだ。どうして彼らには適切な試練が与えられそれに成功し、真実の友情を生み出すことができるんだ。なのにどうして最後にはそれぞれの道へと笑顔で別れることができるんだ。おまえは将来もずっと目指す物へと共に進んでくれるパートナーがほしくないのかサトシ!って映画観ながらは思ってた。でも今考えたらそれ普通にピカチュウやん。サトシうらやましすぎる。早く私も毎日一緒に勉強頑張ったり、相談したり相談されたりするような友、真横にほしい。しかも同じ以上の熱量で。今私の友達でいてくれる人、みんな間接的に刺激を与えてくれて、本当のこと言ってくれるし、成長していることが感じられる人たちばかりだと思っているし、十二分に満足しているんだけど、やっぱり成長の向きも含めてそろっている友人ほしい。それがここ数年私がずっと求めている物。早く見つかるといいな。サトシの言う台詞『オレは友達になるためにバトルするんだ!』という物。本当にそうなんだよ、私がやりたいのはそれなんだよ。世の子供たちすべからくこの言葉を胸に刻め。そして大人になっても忘れるな。小さい頃の私ポケットモンスターを見ていてよかったな。いままで自覚はなかったが、確実におまえはポケモンから学びを得ているぞ。

 

順を追って感想を書くなんて芸当私にできようはずもなかったのでもうやめます。最後に私が一番震えたシーンについて。物語終盤。ホウオウがサトシピカチュウの前に現れます。そこでサトシ(というか松本梨香)が言う台詞。もう予想がついていて準備している耳に飛び込んでくる『バトルしようぜ!』(鳥肌)。何回聞いても変わらないこのフレーズ。最高。ありがとうございます。あと一つ残念だった点をあげるとすれば、ロケット団に正式な登場シーンが与えられなかったことくらいかなあ。コジローがウツボットに食べられるとことか、ラブリーチャーミーな敵役口上とかほしかったな。

 

 ここからはもう映画関係ないけど、サトシってことあるごとに名乗りますよね。『俺はマサラタウンのサトシ、こっちは相棒のピカチュウ。キミは?』私もこういうやつ用意しないとなって思います。アニメにあこがれて~っていうわけではなく、自己紹介するのが超絶苦手なので決まった口上を用意しておけば、それを読むだけならできるかなった思うんです。かつて予備校時代、名前何?って話しかけてきた男の子に、自分から自己紹介するの無理すぎて、先に名乗れよ。といい放ってしまった過去もあるのでね。(その場面を見た周りの人々は私のことをやべえ奴だと思ったらしい。)自分で書いときながらめっちゃ懐かしい事件だ。