新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

予想外の幸福

結婚式をしたい。これは人生上のチェック入れたいボックスリストの中でもだいぶ上の方にある。そのほか、妊娠、出産、など一通りの女性としてのイベントは体験してみたいと思う。ところが実際、あまりにも現実味がない。現実味がないというのは、恋人がいない、金銭的に苦しいなどというものではなくて、ただ単に自分が結婚し、妊娠し、出産するという様子を容易に想像できないということです。もっというと、自分の腹が膨らんで来て、お腹が痛くなって、股から赤ん坊が生まれうるという事実を本当の事実として認識していないということ。え〜〜こわいよーー。出産する自分を想像できる21歳ってどのくらいいるんだろう。単純に疑問。ついったーでアンケート取ってみよ。

 

昔から自分が想像していなかった幸福?を、与えられた時、私は不安になったり、自分がその場に見合わないような恥ずかしさを覚えたりしてきた。一番過去の記憶だと5歳?の誕生日にディズニーランドへ連れて行ってもらった時のことを覚えている。連れて行って欲しいと言ったのかどうかは覚えていないけれど、車の中で東京に来た時になんだ景色変わらねーじゃんと思ったのは覚えている。そして、ディズニーランドに入ろうと言う時、ゲートの手前から聞こえて来る楽しげなBGMにビビり倒し、お腹が痛くなって、恥ずかしくて帰りたくなった。そのあとどうしたかは覚えてないけどお母さんの手を握りながらお腹痛いって言い続けた。

 

その次に覚えてるのは、(もしかしたらディズニーランド事件より前かも)ムラサキスポーツの福引で一等を当ててしまった時。カランカランと鳴らされて、わけもわからずおめでとうとか言われてすごい不快になったし、不安になって逃げ出したくなった。

 

自我が芽生えてからはそう言うイベントへは極力心の準備のないままに飛び込まないようにしていたのであまり体験していない。もしくはひどすぎて記憶から抹消した?

 

話が戻って結婚式って体験したいけど、絶対にその場から逃げ出したくなる自信がある。結婚ってそんなに他人から祝われるようないわれのあるものなのかな。テメーの自己満足にみんな付き合ってやってんだぜぐらいのテンションで私の結婚式には来て欲しい。誰呼ぶかわからんけど。想像しただけで震えて来た。