新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

雨を吸ったアスファルト

 

雨を吸い、黒くなったアスファルトが、最高に好き。もちろん雨はもう止んだ後で、暗い時間になると出かけたくなる。アスファルトを照らすのは蛍光灯。雨が小降りだった日は、その上をなるべく靴底の広い靴で歩く。大降りだった日は、自転車を持ち出して水たまりを狙いながら走る。アスファルトっていう名前が既にいい。アルマイトの次にいい。

 

人生に一度くらい湿ったアスファルトの上に下着一枚くらいの格好で寝そべってみたい。夏の蒸し蒸しする日にやるとめっちゃ気持ち良さそう。最高っぽい。

 

とうとうついに研究室をやめる(というかそもそも所属していないが)ことを決めたので次の月曜日の朝にセンセェにお話ししに行かなくてはいけない。はっきり言って気が重いが、自分の好きなことだけやるという気持ちを捨てたら負けだとおもうので頑張る。無責任なんじゃね、みたいな気持ちはとりあえず置いておいて、さすがに自分の人生の方が大事だし、相手側からもこっちを適当にあしらってる感が見て取れたのでもういいかなっておもう。共同研究ニキの完全にナメくさった態度がとりあえず気にくわないし、彼のメンタルを慮って、直でケンカ売らなかったことは褒められるべきだとおもう。下手に丸め込まれないように気をつけないといけない、どう考えてもダメな人。

 

とりあえず髪の毛切りたくてたまらないので明日切る。