女子大生雑記録

ここは、ほんとの部屋

選択と決定

 

嫌なものが目の前に現れたらどうやって避けようとするだろうか。例えば道の真ん中に、下半身裸体のホームレスがいたら。目を背けて脇を足早に通り抜ける、あるいは一本筋をずらし回り道をする、あるいは家に帰る、あるいは通報する。色々な方法で対処できるだろう、どの方法を選択するかは彼のことをどれくらい諦めているか、どの程度嫌悪しているか、あるいは自分の本来の目的地がどれくらい大事なのかによるだろう。この状況はかつて経験されたもので、わたしは脇を通り抜けて学校へ行った。当時は学校に間に合うことが優先権を持っていたのです。

 

毎日色々なことを選択しているなと思うのです。ごはんを食べるか食べないか、食べるなら何にしようか、何時に起きるのか、笑いかけようか無視しようか。そんなことに毎日頭を悩ませていることが、馬鹿馬鹿しいと感じる。毎週の予定を固定にして、何も確認せずに惰性で日常を送れるようになればどれだけ他の些細なことたちに注意を払えるだろう。そうすれば人生がずっとずっと輝くだろう。こどもの時分を思い出せば、そういうことなのだ。生活に関わる細々としたものにのっける注意を母へ放り投げていたからあんなにもたくさんのものに鋭敏な目を向け、さらには、はたらきかけることができたのだ。今では本を読む時間さえ、自分で生み出さねばならない。三度の食事を怠らなかった日なんて何ヶ月も前だ。

 

きちんと、自分のことだけを考えることができるように訓練をしようかと最近思う。周りにかかずらっていられるほどの余裕はないのだ。心の冷たいやつだと思われやしないかと、いつもビクビクしているだけなのだ。