女子大生雑記録

日々の面白いこと面白くないこと

落とし残しのマニキュア

 

ふと指を見たとき、わずかにマニキュアが残っていた。紫の、ラメの入ったマニキュア。先週の土曜日に塗ったのだ。友人が遊びに来て、雨の日だったのでマニキュアを買っておうちで塗って遊んだ。月曜日になり、実験があるのを忘れていたので慌てて薬局でリムーバーを買って落としたのだ。丁寧に塗ったあとにはきれいに見えたのに、妙にギラギラと光っていて、爪でガリガリそいでしまった。

 

同じようなことはいつだって起こる。いまのいままで美しく、素敵で、尊いとしていた事物がしょーもないものになる。気が付けば、現在がまるで過去のように遠くから見える。皆興味の対象ではなくなる。色を失うとかそういう文学的感傷表現に当てはまる気持ちの起こりではなくて、自分に必要ないものがそこにある、その事実が気に食わなくて心中はむしろ激しい怒りに荒れ狂い、対象が破壊する/されるまでずっとつづく。心臓が大きくなり、なにか缶コーヒー程度の温かさで密度の高いスポンジのようなものが脳みそにとって代わる。どこをかきむしってもおわらない焦りと、自分だけ早回しの世界。おなじみの発作である。もうこんなものを自分の表面に出すようなこともしないでも我慢できてしまうが、何日も苦しむこともある。いらないものが人間の時だ。関係を切ることもやぶさかではないが、真人間の私が止めるから。

 

刹那性つまりは永遠性を愛するものを自負しているので、刹那的なものごとを積極的に消費するように努めている。が、そのせいで発作が多発する人生になっている。人生がループに入ったと感じる瞬間が多すぎる。そのたびに新たなものに手を出し、また消費し、その行為自体がループし始めて、発作。人生は永遠でないくせに長すぎる。早く死の瞬間を見つけて永遠になりたい。

 

メンヘラじゃん。w以外の言い方で私のことをメンヘラ認定する人間に対して、私の努力を見つめてください。もっと頭が悪かったら確かに私はメンヘラであるでしょう、あるいは、家庭環境が劣悪であったら、などなど。でも今現在において私は自身がメンヘラなんじゃないか?と疑い近親者に対する言動には再三の注意をはらっているつもりです。