女子大生雑記録

ここは、ほんとの部屋

わたしのてのうちに

 

わたしはとてもビビリで、ナルシストなので、なるべく自分にまつわる全てのことは、自分の手の届くところで決定されてほしいし、自分の好きな時に決定したい。他人に決定の責を求めることが怖くてできない。相手に対しては全く失礼なことだろう。いつも申し訳なくなる。よくもこんなに傲慢に育ったと感心する。

 

友人から姪の写真が送られてきた。生まれたばかりという赤ちゃんがあまりにも可愛くて心臓が入り口のあたりで締められた。ちょうど家への帰り道、赤ちゃんのことを考えていたところだった。たまに考える自分の赤ちゃんについて、きっとこの上なく可愛らしくて、この世の全てが支配されることになる。おばあちゃんになって一人ぼっちになることもない。子供に手編みの服を着せてあげるところを想像したりする。でも自分の妄想は最も良いところだけをつなぎ合わせたものにすぎないから。辛いことがあってもそれを上回る幸せがあればいい、そういう考え方はどだい受け入れられないことは、今まででわかっているから。自分の子を持つなどという恐ろしいことはできないだろうなと。子を持つことを恐ろしいと、狂気の沙汰だと、いっときの気の迷いだと思うような人間が子を持ってはいけないんだよな、といつもの結論に達するだけである。そうして、わたしの心体は枯葉と同じ速さで地面を駆けずり回る。