女子大生雑記録

22時ちょうど東京駅発

新大阪駅の思い出

今年は、実家で年を越さなかったので、気持ちだけ大阪に旅行させてみることにしました。気持ちだけのことなので、行きも帰りも新幹線に乗らせてください。新大阪の駅に着いた時、せっかく新幹線できたんやから、帰りはぜったい551のチルドをお土産に買うねんと意気込む。昔は家に車があったし、わたしの日常は天王寺からなんばの間にありましたから、新大阪駅なんか滅多に行くことがなかった。新大阪駅で1番最初の覚えてることは、中学校の修学旅行、東京まで新幹線で行ったんやと思う。その道中の記憶は全くと言っていいほどない、強いていうなら、バスの中からみたマツモトキヨシかなんかのドラッグストアに、日本橋店と書いてあって、東京にも日本橋があるんか!と一大発見をした気持ちになったことだけは覚えている。とにかく、帰ってきた時のことだ。新大阪の駅でクラスの男子?に俺の切符も一緒に買ってって言われたのだ。その記憶だけが残っていて、地下鉄御堂筋線新大阪駅の切符売り場を目にした時に、切符売り場は当時左側にあったのがもう右側に変わっていたのだが、なぜか少してれた。

 

次に思い出したのは、早朝の新大阪駅、スキーに行った2年前の日。友達と初めてスキーに行った。新大阪駅からバスで福井県へ、福井県にも初めて行った。当たり前にはちゃめちゃに楽しかった。

 

そのあとたぶん3回目の新大阪駅。ここはまだわたしの中では大阪ではない。ここから、神戸線にのり、大阪駅環状線に乗り換えるともう、大阪の自分になっている。大阪の自分とは?実家にいた頃の自分だ。肌馴染みがよすぎる。家の戸を開けるときにはもう、5時間前に東京にいたことは本当なのか嘘なのかわからなくなっている。ただいまーの発音が大阪弁になる。恐ろしいことだ。東京の4年間は30分で無かったことに。生まれてから一度もこの家から出たことがなかったんだ、わたしは。東京にいる友達、彼氏、バイト先の人たち、みんな本当に存在しますか?だって、4年前と変わるものはほとんどない。同じマンションに住む、幾人かの子供達以外はみんな。近所のおばあちゃんは、わたしが10の時から近所のおばあちゃんなんやから。

 

わたしはいつになったら1人になれるのか。