新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

ペパーミント

 

友達のブログを読んでおもったけど、今日は休日ですよと、自分に教えてあげることが必要だ。土日を無駄にしないようにと二日とも朝からバイトがあるんだけれどそれが精神によくないのかもしれない。平日、特に学校に行っている日は、学校について理学部棟のエレベーターに乗って、あら今日は何階で降りるんだっけ?と考えるときまで一切の思考がなく、惰性で行動している。恐ろしいことだ。さらに来年度になれば、何階で降りるんだっけ?もなくなるわけだから、本当に怖いなあ。

 

やはりきょうも、自分に分かることしかわからない、ということだけが分かった日だった。明日は大好きな人とデートなわけだけど、お互いのしたいことを半分こっこにしたらフルーツパフェを食べに行ってスロットしてタラのお鍋を食べる、というプランになった。互いに譲らないので笑ってしまった。

 

 

今読んでいる本はカズオイシグロの私を離さないで、です。途中まで、上から目線の助長な文章に辟易していて、読み終えられるか不穏でしたが、15章までやってきて、この本は15章のために存在するんだなってわかったので落ち着きました。とても、とまではいかないけれど、素敵な本ではあります。わたしは、本は文章の美しさ、流れの良さが、その本がいい本かどうかの基準となっていることが多いので、基本的に海外文学はあんまり好みじゃないってことを思い出しました。だって、ペパーミント色の壁と天井が、どんな色なのか全く想像ができないんです。