新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

幸運

 

わたしはこんなにも、攻撃的な人間なのに、今の今まで、私のことを傷つけようという意思を持って近づいてきた(くる)人間が周りに一人もいないといことは、とても幸福なことであったのではないか。若しくは、私がハッピーちゃんで、そういう人間の存在に気がついていないだけかもしれませんが、いずれにせよラッキーなことです。

ともあれ、経験からか、生来の性質か、私は性善説を信じています。なので、できる限り全ての人が幸せに暮らしてほしいと思います。これは心の底から。ただ、その幸せというのも、私が想定する幸せに限られるということ……。たとえ本人が幸せと言おうとも、私の想定する幸せな状態、にそれが含まれない場合、極端にいえば、犯罪行為に加担して大金を得て幸せ、というような、は心苦しいのです。常に自己犠牲の精神で相手に接していますが、私の犠牲が正しい幸せに繋がらないとなってくればもうダメなのです。

さらに私の体力気力のなさも相まってもうほとんど全てを身近な2人へ差し出してカラカラなのです。これは以前の記事にも書きましたが、私の世界の登場人物は常に3人までなのです。どうでもいい人から配慮に欠ける、距離を履き違えたぞんざいな連絡があるだけで気が狂いそうなのです。

 

駅前で、歌わないでください。