新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

このまま

どこまで行きますか?

 

本日電車のなかで1日過ごしました。タオルを水で濡らして頭をゴシゴシ拭きました。食堂車に行きたかったのに移動していったら怒られました。昼も夜もトランプでスピードをやっていました。明日はいよいよ目的地に着きます。その前にお尻がなくなりそう。ロシアのおばちゃんは、あしもおなかもそんなにふとくない人でも、二の腕は絶対太い!同じ部屋のおばちゃんが、編み物をしてたら自分が安打モヘアのショール?を見せてくれた。

途中、停車時間の長い駅で一時下車してホームの売店で生の果物やらパンやらを買う時間が一番幸せ。今日買ったチーズは塩が入ってない感じだったけど、昨日買ったハンバーガーはとっても美味しかった。でも列車で食べて一番嬉しいのは、リンゴ。神話に出て来るのも頷ける甘さと抜群の水分。

 

 

 

することもなくて、考える時間が無限にあるので、横になりながらずっと恋人のことを考えている。と言ってもロマンチックに日本の方へせっせとハートを飛ばしているわけではなくて、これからどうやって付き合っていこうかなあと、どちらかというと暗く悩んでいる。世界が二人で閉じてしまえば、なんにも、なーんにも悩むことはない。二人の世界の問題は、空気になって見えなくなって、現実の外側へ追いやってしまえるから。いつもつらいことの全ては、二人が一人でないせいで起こる、わたしは、ワガママなのかもしれない。みんなもっとわたしを糾弾して、甘えるなと、叱ってくれという気持ちはごくたまに、いつもは、わたしを甘やかしてくれない人とは関わらなければ良いのだ、という気持ちがあるよ。

 

永遠にわたしのことを甘やかしてくれる人間現れますように、ヘンテコな旅の途中で神様にお祈りする。