新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

T-34 レジェンドオブウォー

とても良い映画を見たのでお伝えします

※記事を書くのがとっても遅かったのでもう映画が終わってしまったかもしれません。

 

映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』オフィシャルサイト

 

あらすじは、サイトを読んでください。

一応枠としては戦争映画なのですが、後ろ暗い、戦争ダメ絶対、みたいな映画じゃないのです。語弊を恐れずいうのであれば、ドーン!ドドドド!ボガーン、俺が最強!みたいな映画なのです。

 

ネタバレとかネタバレじゃないとか、そういう次元の話ではないです。内容はあるんだけど、内容のおもしろさよりも、映像としての迫力?切迫力?が勝る映画。まず、なによりもこの手の映画にありがちない、スモークがかったような暗い画面演出がない。クリアです(もしかしたらわたしの心象のせいかもしれない)。

わたしの戦車知識はガールズパンツァーを二週した程度の物で、しかも個体知識を集めるタイプのオタクではないので、戦車カッケえええぇ!ぎゃいん!ぐらいのものですが、間違いなく楽しめる。テンポがとてもいい。

戦車って本当にこんなに速く動けるんだ。多大な脚色があるにしても、実際にそのようなことをするのね〜〜、弾の種類による撃ち分け、距離の差による戦術の差。事細かな説明があるわけではなく、映像からそれが伝わるスゴさ。つまりリアルに近い、ありえん没入感。

 

想像の中の戦車よりも100億倍すごいことをする。T-34自体が小さい戦車ではないので、本当に見た目がどーんとしているのに、こまやかに動く。さらに中の人が砲塔を動かしているところ、弾がかすって中に振動が響くところ、弾を装填するときの重たい感じ、中が蒸し風呂になる様、全ての描写がこまやか。はっきり言ってガルパン見てる時は言うてアニメやろと思っていたが、完全にリアル。私の中でのガルパンの評価もさらに上がった。話が逸れた。

 

 

とりあえず一言にまとめるとリアル。戦車という触れたこともない兵器をここまで実在のものに引き上げ、本当に戦車で人が殺せることを理解させた。恐ろしく素晴らしい映画なのでした。

 

わたしが一番リアルを感じたのは、操縦士が砲塔の下のハッチへ足からするりと入っていったところです。