昨日、赤ちゃんとの散歩の帰りに中学生の後ろを歩いてた。マンションの下まで来た時、その子に2人の女の子たちが話しかけた。え!久しぶりやん!!多分私の前を歩いてた女の子は中学受験してこの春から電車で学校に通ってるんだと思う。おさげで私立の制服を着た女の子、耳にピアス開けて、ジーンズに肩出しトップスの女の子たち。彼女たちは二言三言話して別れ、去り際にピアスの子が頑張って!と爽やかに。
そのとき、当然自分の中学時代を思い出すわけです。受験して地元と違う中学に行ってのち、地元で1番仲良かった子と遊んだのは1回、中1の時夏祭りに行った時だけ。そのとき、その子が中学でできた友達を連れてきて、なんだか疎外感を感じてしまいそのあと遊ばなくなった。そのあとは他の子達と道ですれ違ったときも、同じマンションの子とエレベーターで顔を合わせた時にも、自分から話しかけることってなかった。ガラの悪い地域で、中学生になるとみんな、コンビニの前に屯して夜遅くまでいるような子たち、そんな人たちに私は子どもだと思われてるだろうなと、今思えばどちらもただの中学生なんだけど、その時の私には、彼らの方が自分で色々決められて、自信に満ちて見えたのだ。(実際には≒放置子)
こんな風に過去から一定の距離を置いて、中高生の頃を見られるようになり、今改めて仲の良かった人、今も関係が続いている人など、この人のこんなところが嫌だった、好きだった、そしてあの時の出来事が私の今ここに作用している、というようなことを確かめる時期なんだ、と最近感じています。反対に自分が通らなかったほうの可能性に目を向けることもする。
大学の友達は、やっぱり大人になってから出会った分、まだ心が柔らかかった中高の時に比べると影響は少ないかもしれないし、まだ時があまり経っていないので(留年、院進など)、振り返りが始められるのはまだ先だと思うのだけれど、楽しみだ。
そしてこれからは、赤ちゃんとの暮らしも振り返りの中に入ってくるんだろう。十何年とかたった後のこと、私がどう振り返るんだろう。人生で1番長く一緒にいる人の1人になるわけだし(私が嫌いなone of the〜ていう英語の表現だが、ここにきて日の目を見ることに)、すごい影響があることを期待します。そして私が与える影響こそほんとにほとんど全てであるはずなので何かいいものを一つでも決めて意識しておきたいなあ、と思いました。