新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

電車は春の海へ

※これは一週間前のこと!

 

とっても好きなお友達と、久々におでかけした。たぶん二年ぶりくらい、ここ五年くらい時間の感覚が無いのであんまりわかりません。

 

青春18きっぷをもって、最寄りから1時間のりかえてまた1時間、和歌山のJR御坊駅まで行って参りました。わくわくしすぎて、久々に会う人なのでいろいろ脳内シミュレーションしたりして、あまり眠れなかったので、4時間睡眠で、電車では絶対ねるぞ、という気持ちだったのですが、おしゃべりしていたら一瞬だった。こういった高揚感もひさしぶり。会うのたぶん4回目?のひとと、ようやく打ち解けてきたのか、我々がお互いにコミュニケーション能力を密かに磨いてきた結果なのか(たぶんどっちも)この人こんなに明るくて元気な人なのね、どきどきしました。

 

彼の提案で向かった御坊駅でしたが、晴れていたのに風が強い日だったから、電車での旅にぴったりの日で、窓から明るさ、春の雰囲気だけをにこにこ眺めて、でもまだ冬なので、強すぎる斜めの日光はまぶしすぎて目を細めて、紀勢本線に乗り換えて突然見えた海にきゃっきゃした。

 

日本一短い私鉄の紀州鉄道に乗りました。海に向かってほんのすこしだけ、近づきましたよ。自転車なら併走できるくらいのスピードしか出ない。前の窓が大きくて横の窓も大きくて、なんか車内がやけにあったかくて、車体は結構揺れて、あっというまに目的の駅について。われわれを含めて5人くらいのっていたけど、きっと赤字なんだろうなあと、きっとそのうち無くなってしまうのかなあと、おもった。今日一人で来なくて良かったなと思った。いつか、紀州鉄道がなくなるニュースを読んだときにきっと一緒に来た人のことを思いだせるなって思うから。

 

海まで散歩。風が本当に強くて、あおられて海に落ちてしまうんじゃないかって怖かった。青じゃなくて、水色に近い海で、確かに和歌山の海はキレイだった。白浜にみんないく気持ちがわかった。もっと風がすくなかったら5時間くらいは海にいれたな。高まって愛を叫びそうな気持ちまでした。川のようにテトラの内側に流れてくるミズをみていたら怖くてそんな気持ちも引っ込んだ。

 

かえりの電車で友達が、道の駅的なところで梅干し変えて良かったって言ってて和んだ。

 

また一緒にどこかにお出かけしてください


f:id:gomitamechan:20200313174904j:image

f:id:gomitamechan:20200313175253j:imagef:id:gomitamechan:20200313174941j:image

 

右足

 

 

わたしあのね、ガラス張りのビル好きなんです。みんなの愛がキラキラに反射してるように見えるよね。愛は温度なんですよ、じわじわと包むようなありふれた愛、わたしいらないんです。200度の油ぐらいの弾けた愛でわたしの愛に応えて欲しいんです。最後になったらわたしの周りは全部燃えてしまっていて、あの日グアムでホテルを背にして立ったときどこまでもおわらない青い地平に一人ぽっちになったみたいに感じた、あんな風に怖くなってしまうくらいがいいんです。

 

みんながみんなわかり合う必要なんてないんです、きっと。あなたのことを、ほんの1年くらいしか知りません。共にした時間のことなんて数えれば悲しくなるので数えない。でもあなたわたしに本当のことを言うから、わたしも本当のことを言おうと思える。それが世界で一番の、大切なことだよね。

 

自分から捨てる

 

周りの目を気にしない、気にする余裕がない(?)、会話が楽しい日がない。繰り返しの世界、くだらない人しかいない、私の心の救いは桐生院ヴァンのキャラソン。永遠の愛のうたなので1億回くらい聞いた方がいい。キャラソンの凄いところはそのキャラに歌わせることしか考えずに作られているところですよね。

 

学校卒業して新しい大学院に行くまでにやることなさすぎてめっちゃ暇。新宿らへんに桜咲いてた。水戸偕楽園に行きたい気持ちで早7年。

 

手の内を全部見たらもういいやって、思うやん。日常生活の外に必要なのは刹那性、

 

倖田來未になりてえ〜〜。

 

わたしの国から世間を俯瞰する

 

最近自分の考え方が随分と大人びた、否定的にいえばまるくなった、老いた、というふうに思う機会が多い。いつも周りよりも一足先に成熟してゆく自分を疎ましく思う。

 

今まで我の強いキャラクター、自分のせいで人を振り回すことがあっても自分のやりたいことを貫く人間が好きだった。でも近頃はそういう人を幼いなと感じる。もちろん自分のやりたいことがあって、それを実行するのが全てのうちに最も素晴らしいことだと思う。やりたいことがきちんとわかっていることはすごいから。それと同時に今自分ができることの限界を知っていることが必要だと思う。自分のできないことを達成するために他人を利用したり、不要に他人の力をあてにしたりする人間を心底嫌だなあと思う。それは努力とは言わないし、人の力を借りて達成したことに意義を感じられる脳なのならさすがにハッピーすぎはしないか。それとは別に、周りの不利益をかえりみずに、あるいはまた、他人にとってはなんの意味もないことに他人の分の時間を奪ってまで自分のやりたいことだけをやる。友達のゲームを奪ってあそぶ小学生と同じこと。そういう人にならないように気をつけようと思うようになった。大人になればさすがに人のパソコンをとって何かを始めるような露骨なことはないけれど、似たような構図はよく見るなあと思う。実際わたしも何度も似たようなことをしてしまったなという自覚がある。とても恥ずかしいなと思う。

 

自分のやりたいことは、人に迷惑をかけない範囲の、時間と労力とをかけて。それよりももっとやりたいことは圧倒的パワーと熱量で誰よりもすごい人になってからやるまでのこと。

 

わたしは世の中の全てに対して公正で誠実でありたいなというのが目標だ。残念ながらまだわたしには1から100までに対して誠実であるだけの余裕と協調性がない。だからわたしの国から始めようと思う。わたしの国はポジティブな動機のもとにたてられるのです。そこにいる人全てに対してわたしは全てのレベルにおいて誠実に振る舞うことを強制される。つまり誠実に振る舞えることが保証されている。ここは世界で一番平和で自由な場所。わたしはこの国の第一の住人にわたしの恋人をと決めている。彼はわたしに遠慮しないし、わたしを見下したり崇めたりしない。純粋な好意と優しさと全ての誠実さをかき集めた心でわたしに接してくれるからである。彼のことを、彼の体をベッドにして眠りたいぐらい信頼しているから。

 

でもそれだけじゃきっとだめだから、いつかはもっとたくさんの人をわたしの国の住人にしていきたいなという気持ちです。