目ざめてすぐに、今日は外に出なくてはならない日だとわかった。時計は午後1時を指していた。
ふらつきながら着替え、外へ。気分は沈んでいる。精一杯の平静を装いバーガーショップでバーガーとポテトを手に入れた。心臓がばくばくして、何でもいいから、台無しにしてやりたかった。
歩きながらバーガーを食べた。お腹がいっぱいになった。ポテトはもういらないなあと思いながら、コンビニでチョコレートを買った。暑い。水分が欲しかったけれど、どんな飲み物が飲みたいのかわからなかったので買えなかった。自宅の前の花壇に腰掛けながら、チョコレートを腹に詰めた。ポテトが冷えてしまった。もう美味しく食べられることのないこいつが、かわいそうでたまらなくなって、満腹の腹だったが、食べてあげようと思った。でもやっぱり食べたくなかったのか、地面に落としてしまった。ごめんね、ごめんね、そう言いながらポテトを拾い食べた。残りのポテトは一本ずつ丁寧に車道の隅に並べた。
まだまだやり足りなかったけれど、もう眠たかったので、うちに帰って寝た。