新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

シトロンはレモン

レモンはシトロンなのです。チョコレートの中で、シトロンっていう味付けのやつがイチバンおいしいとかねてより思っていた私ですが、新宿伊勢丹チョコレート催事場でとうとう、シトロンの正体を突き止めたのです。さすが百貨店。なんでも、なんどでもわかるの。そして自分用のシトロンチョコを購入。個人的には、練り込んでるやつの方が好みだけどがっつりレモンの砂糖漬けにチョコかけたやつしか売ってなかったので致し方無い。帰りにバッチリノリタケのティーカップを眺めて、帰宅。妄想ティータイムの準備は完璧であった。

 

だが実際にはベットの上で貪り食われたチョコレートたち。わたしの虎の子であるところのマリメッコのマグカップに飲み物が注がれることもなく、ただただバクバクと胃に送られてしまった。とても可哀想なことをした。またもや私は特別な1日を作り出すことに失敗。せっかくのイベントを適当に消費。要反省。イライラしていたので、投げやりになってしまっていた。もう戻らないチョコレート。ごめんね。きっと来年は、あげたチョコを半分こして食べてくれる男の人にきっと渡してあげるから。

 

感度

これは昨日の記事です、途中で書くのをやめてたから途中から捏造になったかもしれない。

 

今日16時、2年半通ったお家の子の家庭教師が終わった。あ、この子にはもう2度と会わないんだなーってなんとなく思った。ぼやけた感情が残った。

うちに帰って来て、生物化学の再試の勉強をしていた。あまりにつまらなくて、うとうととしていたら夢を見た。夢を覚えていることってほとんどないが、今日は覚えてた。冷凍庫のなかに、私は物を入れていた。夢の中にしては珍しく、本人視点で、俯瞰している私は出てなかった。冷凍庫の感じから、あ、ここは元彼の家だなとわかった。私が冷凍庫に、焼き芋を入れようとした時、急に、私中学の時、付き合ってない人と付き合ってるって思われてたんよな、と声を出した。うん確かにそういうことありました。友達の好きと恋人の好きの区別に敏感だった男子には申し訳ないことをしたが当時の私はそんなに感度良く好きの区別をつけることができなかったのです。今もできているかはわかりません。そしたら彼は、ああ、俺もそういうことある。大学のやつからは○○(大学の女の名前)と付き合ってるって思われてたもん。と答えた。これは過去の事実に基づいた例の夢なんやなと、私は気づいて、それと同時に同時そのセリフを言われた時の、背筋が冷えて、一気に背骨が固まったような不快感がよみがえった。あ、そうなんやー。と言いながら、頭の中では怒りが暴れる。私の話と君の話は内容が違うだろう。何が俺もだよしねよ。と思ったし、今思い出しても思う。男性のそういう鈍さは、可愛さにならない。女はそういう鈍さを呪う。自分女子やんけ!と驚いたし、いまだに夢に見るくらい嫌やったんやなとさらに驚いた。冷静に振り返ると、それ以外に嫌やったこととか思い出せんし、付き合ってるときの悪しき思い出ナンバーワンやな。

他人のことで気持ちが振れるようなことって、少なくなった。 いや、幼い頃からモノに対して多大なる感傷を抱ける子供ではあったけれど、人間に対しては、そもそもそんなに敏感なお子ではなかった。家族の気持ちくらいしか、捉えようとしたことはなかった。自分の気持ちは、相手が読むまでもないように露わに演出していたけれど。その最たる犠牲者もまあ母親であることには変わりはない。それが、三年間という長い時をかけ、元彼に対しては、結構な程度までのセンサーが働くようになっていたから、自分が元来人に対してセンシティブな人間であったかのように錯覚するまでになっていた。それで、ぼやけた信号を受信して、違和感を覚えるなんて調子に乗ったことをしてしまった。次に他人と付き合ったら、また1からセンサーを調整しなきゃいけないということを、すっかり忘れていたのだ。

きっとかなり骨が折れる。

 

録音した声

自分のことを理想化して見ていないか。そんなことは録音した自分の声を聞いて見たらすぐわかる。話し方、声、息の仕方、私は録音された自分の全てが恥ずかしくて2秒として聞いていたくない。私は高度に自分を理想化したものを常に認知しているので、写真、録音、動画などを通してナマの自分を認めることがとても嫌いだ。

この操作に、他人を巻き込んではいないと考えていたが、恋人には自分の理想化の助けになるような人を求めていることに気がついた。AかBならどちらがいいかをきちんと答えてくれる人。私のどこが好きかをきちんと言える人。私に何をされたら嬉しいかを明文化できる人。一言で言うと、私と言う人間が自分の彼女である必要性を行動、発言を通して常にはっきりと私に認知させてくれる人。つまり、恋人の言動を通じて、彼の中で理想化された私を私自身に認知させてくれる人。そしてその理想化された私が、私自身の理想に近ければ近いほど望ましい!ということになる。

 

果たしてそんなしあわせな鏡くんは現れるのか。

 

いいね52件

InstagramというパンピSNS、そろそろ本格的にしんどいのでオタク的キラキラコンテンツであるところのツイッターに戻ろうかなと思うものの、ツイッタランドで新しい友達を作る気持ちにはなれず、リアルで通じている友達がツイッタランドにあまりいないのでそれがただただつまんない。今日は夕方までぼーっと過ごしたせいで何もできなかったし、今眠りにつけない。春休みに入った途端に何もできない人間であることが浮き彫りでとてもつらい。家庭教師が2件終わったので、週のバイト日数が公式には2日になった私だけれども、だから何?って感じで、4時5時に寝て14時15時に起きて、2時に布団に入って、なにもしないまま日の出にイラついて眠る毎日の繰り返しである。今日は無機の課題をしたので本当に褒められたい。

私は大学に入学して3ヶ月で留年を決めた人間なのですが、いまだに親にそのことを告げていない。そして、奨学金継続願いを打つのが億劫すぎて今年から奨学金いりませんボタンにマークつけて送信してしまったから奨学金きません。なにがしたいんや?お前は本当に大学生になるべき人材だったのか?本当はなにもしたくないし、全部したい。社会的人間としてのスタートを遅らせることで、自我を保つことしか、高校卒業時の自分には手段がなかったでしょう。そしてその選択が社会的には一般的であったから、隠れ蓑にしただけなんです多分。勉強は好きだけど、消去法的に選んだんじゃないよって言い切れないところが痛い。

大学一年生の頃、ほとんど記憶にないけれど、ずっと家で寝てて、なにもできなくて、何もできないなって思ってた頃、元彼に、じゃあそこでお前ずっと寝とけ、って言われて家に置いてかれたことがあった。その時、じゃあそうするわーって思った記憶しかないんだが、どうやって大学行けるようになったんやろう。そこについてを思い出したいんだが全く思い出せない。バイトを利用したんだったか。

基本的には色々な人間の価値観に触れることを良しとしてきたのだが、最近その欲までもが大幅に減った。バイトで、正当に対応する価値のない人間と、短時間に大量に接触しすぎているせいだと思う。世の中に、まともに会話する価値のない人間が沢山いるということを思い出した、あるいはようやく気がついた。以前はそのことが悲しかった気がするが、もう悲しさはあまりなくなった。自分のことを少し、諦めかけているからなのかもしれない。私は近頃、はっきりと、自分に俗っぽさが備わったと感じる。関わる人間が変わるだけでこうも自分自身が変わるのかと、影響されやすいことを、痛感し、自分の本質は、やっぱり何もなかったんだなと、自分は、入ってきた情報を外に跳ね返すただのぴかついた器でしかないんだなと、本当にわかってしまった。だからどんなに頑張って社会から離れたいと、社会を憎んでいるようなポーズをしたって、一人になるとただ寝て起きてご飯を食べて寝ることしかできないじゃないか。

 

呼称

 

先日、彼氏にお別れを告げたのち、一度会って話しました。駅まで迎えにきてもらって、その時すぐにもう、わたしは話をきりだせる精神状態ではなかったので、おしだんまりしてましたが、あちらがご飯どうする?と普通の話題(つとめて?)を振ってくれたので、普通に話せるようになりました。

 

何聞かれんやろと思ったら特に何も話したいことないって言われて完全にムカつきスイッチが入ってしまった。1時間に感じても4分なことってあるんだなって思いましたね。

俺が会おって言わへんかったら会わんまま別れるつもりなのかと聞かれたが、手紙で別れたいですって言っといて、自分から会いたいとは到底いえたもんではないと思う(謎配慮能力発揮) 。一生会わないエンドは考えてみなかったから、そのうちそっちが会ってもいいと思ってくれる時に会いたかったんです。私も距離感がよくわからなくて、手をつないだりしてしまったら困るなと、自分に自信がなかったので。別れようと言ったことが正しくあれと祈ってますが、それさえももう数日経った時点でグラグラと揺らいでおり、今はもう全くなぜ別れようと言ったのかわからない?になっているもの。

会った時も、普通に楽しく話せて、たしかに私がこういうところが嫌だったって言い始めたのを遮った時はここに来て聞く気がないのかと思ったりもしましたが(だがそれもまあ別れる女が嫌に思ってたことなんか聞いてもじゃーねーなと思うのも当然か)、友達に戻る方向性を見るって言ってくれたことが何より嬉しかったので、記憶ではもう既にいい感じになっている。帰り道、駅まで送ってもらってる時は、この道100回歩いたなと思って、エンエン泣いて、バイバイするときには思わず二回バイバイをしてしまい、帰りの電車で唐突に全てのものが攻撃的に見えてきて怖くなったりした。付き合ってすぐ東京に出て来てから今まで変な話同士のような気持ちで頑張ってやって来たつもりもあったから、これからは一人でなんでもやんなきゃいけないんだと思い、すげえ怖くなった。そこはかとない不安。なんだかんだで頼りにしていたのだなと思いました。これが別れてわかる存在の大きさというやつか…と新鮮な感情は記録しておきたい。テンプレ大好きなオタクなので…。電車の中ではなんで別れるとか言ったのだろうかと本気で考え込んでましたが(n回目)、別れようって言って、嫌いじゃないよって言って、日常の小さな出来事の積み重ねて頼りなさを感じると、その小さなことの内容まで伝えて、それを治すから一緒にいようと思ってもらえなかった事がまあ、全てで、穏便に別れられたことに感謝をするべきなのかなと思いなおして(ていうか友人にそう指摘された)、心が落ち着いた。

 

そしたら昨日熱が出て、おw別れたから知恵熱か?wwwとか思ってたらインフルエンザで、しかも彼氏の家から発送した荷物も届いてぼっち感出たのがすごかった。だけどやっぱりそれほど凹んでない自分が嘘つきみたいで気持ち悪い。

 

とりあえず今度人と付き合う事があれば、付き合う前と付き合った時で呼称を変えとくと、別れるときに色々なアピールがうまくいくし、気持ちの整理もつきやすいんだなって想像できるようになった。