新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

人があけた穴

9月初めの頃を思い出しています。新しく作った服を着て友達と大谷石資料館へ行った。お友達は私の生涯の友人と決めている人です。

 

大谷石資料館、夏に行かないと少し寂しい気持ちになるかもしれない、東京枯れすすき脳内で流れるかもしれない。日差しの強い、暑すぎる日に行くと昔の人たちの凄さを感じて誇らしい気持ちになれました。資料館で、信じられない広さの穴に入って、天井に開くあまりに人工的で却ってファンタジーチックな正方形の暗がりを見上げて、多分私たち二人とも、なんでもコツコツやり続けるということが一番難しくて自分たちに足りていなくて、これからやって行かなくちゃいけないことだっていう、最近認めようと努力していたことが全部正解だっていうことを知ったと思う。帰りの電車で3時間たっぷりとそんな話をしていた。

 

私たちはお互いのブログを読み合っているし、好き嫌いの重なりが割合大きいので、私はときたま、彼をとっても理解者のように感じてしまうことがある。お互いにそれなんだよ!だけで90分過ごしたし。さらには、私は去年に魂の双子だった友達を亡くしているので余計に、あたかもとっても理解者風の彼(彼がわざとそういう振る舞いをしているわけではない)にベラベラとなんでも喋ってしまうのである。魂の双子は二度と現れない(私の中ではそういう設定)ことはわかっているし、つうかあ感もブログの記事の恩恵がすこぶる大きいけど、それでもこの私の頭の中を一緒の側から見てくれる友人は本当に貴重なので、傷つけたりしたくない(予定はないが)し、依存したくないし(行末いかんでは可能性あり(絶対に避けるべき√))、BFFでありたい。と別れ際に気づいて反省した。

 

今度は年末に会ってまた𝓛𝓞𝓥𝓔を集めましょう。