新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

育っている

 

ちょっと前に、5つ下の妹が遊びにきた。私は今彼氏と一緒に住んでいて、そのお家に遊びにきた。大学に全く行けず、実家で母にやいのやいの言われてうんざりしている彼女の小休止だ。家に遊びに来て、私はほとんどどこにも一緒に行ってやれなかったが、妹はエンジョイして帰って行った。

その次の日、妹から、「あなた生活に帰りたい」とLINEがきた。あなた生活とは、東京での私と彼氏の生活をさす。私たちは違いにあなた、と呼び合っている。ムカついたときは、オマエということもあるが、それは私は怒っていますよのアピールである。相手は、私のことを尊重している、ということをお互いに確認している。実家ではそんなことは起こらない。父親は母親を舐めている。嫌っていないし、お互いに好き合っているし、時には感謝もしているかと思うが、根底では自分よりも下に見ている。私は、生まれた瞬間から父親よりも出来が良かったため、たまたま尊重されているが、それでも女だから、年下だから、という理由で軽んじられた経験はある。でも口論においては勝てるので気にしたものじゃない。妹については、ちょっとおばかなので完全に舐められている。話を戻すと、実家で妹が父に叱られて、妹はその叱られの内容が父にもブーメランであることを指摘したところどうやら父が逆ギレ→母親が妹が正しいと介入するも蹴散らされた(not物理)→妹は話にならんと諦め私に嘆きのLINE、ということらしい。妹は、母の方が理不尽に耐えていて圧倒的に偉いのに父に感謝もされず、子供に反抗されてかわいそうだから、これからは母の味方をする。と締め括られた。私は随分と感動し、同時に悲しくなってしまった。

感動は、妹が私のうちに来て男が女を軽んじない男女対(これは友人以外の男女を指す)の存在をしり、実家の様相と比較しうるほどに成長していたこと、それから母に対する優しさについて。二つ目は、妹は、実家で父親が母親を軽んじていることなどに、気がつかない程度におばかである(そうあって欲しい)と信じていたのに、残念ながらそうではなかったことである。素敵なボーイフレンドを見つけてくれ〜。

 

今日は彼氏にネイルを塗ってもらいました。私たちが、頼まれたことに応じる時、お互いまんざらでもないことを隠すために使う天邪鬼用のスーパーワード「しゃあなしな」。(使用例:一緒にピザ作り、プリクラをとる、可愛いパフェを食べにいく)