新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

信じたい夢

 

数ヶ月前に、スラムダンクを読み直した時の感想が今日ようやくある考えにつながったので書きます。私の推しはミッチーなんだけど、小暮くんとミッチーとゴリの3人が好きだ。小暮くんが山王戦前夜に言う「三年の今日までバスケ部に残ったのはあの時(入部の時)から全国優勝を信じた奴等だけなんだ」という言葉に毎度毎度嫉妬する。なんでこんなにジェラするのか。高校生の時に必死で部活に励まなかったことを後悔しているからか、運動で成功している人間への妬みなのか、一緒に頑張る友達がいる人への憧れなのか。今までに考えていた一番最もらしい理由は、自分のために頑張れる三人が羨ましかったから。まあ、これも正解の一部ではあるのだが、今日わかった本当の答えは、「彼ら三人が自分の欲というものを強く持っているから」です。

 自分のためになぜ頑張れるのか、そのもとにあるべきものは自分がこうなりたいという強い欲だとようやく気がつきました。そして、それが個人の性格や能によるものなんだとわかりました。頑張る頑張れないの前に、その人に”欲”がなければお話にならないのかもしれない。じゃあ、何か欲に基づく目標を立てるとして、その欲が個人に属する類のものでなければいけないのか。例えば、お金を稼いで素敵な服や靴を買いたい。一流の研究者になりたい。バンドを成功させたい、有名になりたい、みんなから羨ましがられたい、可愛くなりたい。このような欲がない、あるいは弱い、あるいは前に出すのが憚られるから頑張れないのかな?私は、欲が弱いから強くなれないのかな?世界が自分だけだった中学生とか、高校生の時は、やりたいことがいっぱいあって、ほしいものが今よりはいっぱいあったけど、今はそこまでの自分への欲はないよ。

自分に向けた欲を持てないこと、それを老いだとして、頑張れない、夢(欲)が持てない の理由にしてしまうのはあまりに悲しすぎる。なので、私は自分以外の人を対象とした欲をきちんと認めてあげることにしました。自分がやりたかったことは、今までに十分できた(あるいは今後の人生で達成される見込みがある)ので、これからは十二分に欲を出して、他人に何かはたらきかけるということをやってみようと思います。4月からやろうと思っていたことを一つと、先月思いついた一つ、それから今日思いついた一つをとりあえずやってみようと思います。幸いに、大人なのでやってみようと思ったこと、大概は始められます。嬉しいです。6月から、野球だって始められました。

 

 

やる気の出ないみなさんは、このA.B.C-Zの新曲「夏と君のうた」を聞いて、焦ってください!私はこの歌を葬式で流してもらいます。天国で旦那とゆれながら踊ります!


www.youtube.com