女子大生雑記録

日々の面白いこと面白くないこと

自分の境界

自分の興味の及ぶ範囲を際限なく広げて行きたいと、思うか。私は自分はそう思っていると、思っていた。何にでも興味がある、なんでも一度はやってみる、そんな人間であることが、理想なのだと信じている。かつては実際にそのような人間であったと自分は感じていて、最近はどんどん興味の幅が狭くなる自分が嫌で、努めて色々なものに手を出すようにしている。でももしかしたら私はもともとそこまで興味の幅が広い人間ではなくて、高校生の頃までに自分が歩ける世界にたまたま興味のあるものがたくさんあって、勘違いしていただけなんじゃないかなという、怖い事実っぽいものに思い当たってしまった。怖い。

 

昨日電話していて、1人が俺は女になりたいとしきりに言った。わかるよ。見た目に気を使いさえすれば、場所を選ばなければ見た目に気を使わずとも、若ささえあれば自分を切り売りすることが容易だから。その分若さを持て余すし、実際買い手が余っているような、状態を認識することも多くて、無感動に消費されてる感覚が無慈悲に自分の精神を迫害する。そして、通常のエンドは30歳頃にはやってくるのではないか。その後の人生に、何が心の拠り所となりうるのか。何もないような気がしてならず、不安に駆られる。

 

私は男になりたかった。最初から何もないけど何もなくならない。まあきっと私が男になったら性欲に、苦しむんだろうということは想像に難くない。ポップな性欲魔神にはなれそうにない。

 

私は果てしなく自分の境界を感じなくなるまで薄い薄い人間になりたい。