新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

わたしの研究

 

学部生や高校生を対象と想定して、自分の研究分野を紹介する文章を書くという授業をうけた。

 

2チームに分かれチーム同士紹介文を添削し合うのだが、わたしのかいた紹介文に対する添削は要約するとこうだ。

「日本語が上手で読み進めやすく、なにを研究対象とし、どのような手法を用いているかが分かりやすかった。一方で研究の面白さ、その研究分野が社会に還元できる物については弱い。」

 

わかる〜という気持ちしかない。紹介文を書きながらわたしも最後の一段落、この研究分野が成熟した際に与えるインパクト、夢、のような部分、かくのにとってもとってもとってもとってもてこずったから。

 

自分が今なにがしたくてなにをしているのかはわかるけど、それって自分が興味があるからやってるだけで、何か役に立つと思ってやってない。でもそれではお仕事にはならないし、家でやれって話だ。いまはテレワークだから家でやってるけど。他の人に価値を認めてもらえるようなことしか、やれないのだよね。それが資本主義社会という物だけど、難しい。他人に認めてもらいたいわたしと、わたしが商品にしたいわたし(つまり他人が買いたいわたし)は違う物であっていい、ということこの15年くらいかけて段々自分にわからせているところです。

 

小学生にカテキョしてるわたしも、バーでおっさんに話しかけるわたしも、スーパーのレジ打つわたしも別になりたいわたしではないわけだし。なりたいわたしをちゃんと考えて迎えにいかなくては、ずっとわたしになれないまま、死んじゃうかもね。

 

今日は旦那がパスタ作って待ってるので、電車が遅く感じます。