新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

いじめ

今までの人生で、はっきりいじめられた。と感じたことはない。はっきり、自分がいじめをしたとか、周りの人がいじめをしていた、とかいう記憶もない。メディアに出る、いわゆる"いじめ"というものを目の前に見たことがない。

それってもしかして自分がいじめに加担していたという事実にほかならないんじゃないかなあ、とさっき思った。いじめの加担者は決まっていじめをしたつもりはないと言うし。

 

今もう、他人と擦れ合わない暮らしをしているからいいけど、もし他人と擦れ合わないと仕方ない暮らしをするようにされたら、私はいじめる側かもしれない。旦那としか擦れ合ってない今、旦那をいじめてるかいじめてないかと言えばいじめてると思うし(わがままの範疇?)。高校生までの人生、誰かをいじめてなかった自信はない。付き合う人間の取捨選択もできない。ネットにも繋がってなくて他の世界も知らない、習い事もしていない、塾でも友達はいない、学校がほんとうに99パーセント以上を占めていた私の中高生の時、誰かをきっとボコってたと思う。というか、書きながら記憶は蘇ってて、だれかれかまわずサンドバッグにしていました。

 

有り余るエネルギーの正しい使い方を思春期に学んでこなかった私は、まだなんにもわかっていません。18年を無為に過ごして、他人を傷つけてしまった罪ははあまりにも大きいのかなあ。