新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

ジェラ

1ヶ月くらい前の話。

年下の従兄弟が第二子を出産した。修論のやりたくなさもあいまって生物としての劣等感で死にそうになった。しかも割と真剣に子供羽毛としてるのに生理が来たところだったので。

いつか、自分が子供欲しくて、身近な女が子供を産んだら羨ましくて死にそうになるだろうと、心配したことがあった。そしておばあちゃんのお葬式の時、従兄弟がまだ乳飲児の第一子を抱っこしてきたその時からこれが杞憂でなかったことがはっきりした。第一声に可愛いねを出せて良かったと思う。

 

さっさと子供を産んで、この苦しみから解放されたいと思う日もある。

頭よく生まれて、大学院も出て、今は自分がやるべきことも見つけて、前向きに仕事をしようと思っているので、今子供なんか産んだら人生おじゃんやんと思う日もある。

仕事なんかしなくてもいいから、可愛い赤ちゃんを田舎の広いお家で育てて、お洋服を縫って、お花を育てて、編み物してるママになりたいそう思う時もある。

バリキャリになって、肩で風きって街を闊歩したいと思う時もある。そんな気持ちの時に精子の冷凍について調べたところ、一年しか持たないと知って絶望したりもした。

年に多くて12回しかチャンスはなく、100パーセント仕込めるわけでもなく、妊娠しても20パーセントは流れるらしく、10ヶ月も全てに注意して生きねばならず、排卵予定日に旦那は遊びに行って深夜帰宅、生理のたびに悲しい気持ちと腹痛そして流血、従兄弟の赤ちゃんを見て、私の赤ちゃんの方が絶対可愛い顔で生まれるもん、と自分を慰めるサイテーな夜。

頭いいんだから絶対働いた方がいいよ!という励まし?にさえムカつく、私はどっちもしたいんじゃ

 

いつもそんな気持ちなわけではないとだけ、言っておきます。普段は万パーセント愛のつもりです。

 

追伸:嫁おるやつは嫁の都合で子供を作れ、排卵日は把握しろ、命かけて子供欲しい発言をしろ。性病検査と精子の検査は結婚する前にいけ。