新卒女雑記録

22時ちょうど 東京発

くず湯

思い出したように、ふと食べたくなるものがある。それが、カレーライス、とかマクドのナゲットとかセブにレブンの大学芋みたいに自分で作ったり手軽に買えるものの時はいい。

 

でもかったい生クリームの甘くないショートケーキみたいに曖昧でどこに売っているのかわからないものだったりとか、反対にグラマシーニューヨークのチョコレートケーキのように他では絶対に替えが効かないものだったりした場合かなり面倒になる。アテもなく買ってはこれじゃないを繰り返したり、遠征をする羽目になったりする。

 

表題にもなった今回の食べたいものはくず湯だ。すでに二週間くらい苦しんでいる。

どんなくず湯を食べたいのかというと、かなり深い緑の抹茶が多めに入っていて、くずはこなになっていないカケラ状の形で、甘さはほとんどなく、具としてあられともちが入っているやつ。ちゃんと具も甘くないし、溶かした後に粉っぽさも残らないでかなり重たい。澱粉は絶対入れないで。紙の巾着に包まれていて容量は多分溶かして120mlくらい。

これが私の人生初補正が入っている思い出くず湯です。いつ買ったかも覚えている。高校生の時に宇治に遠足に行ったときに和菓子屋さんで買った。300円くらいのやつ。宇治に行ったのに平等院が改修工事中で見られなかったし、源氏物語ミュージアムのところで馬鹿でかいぶよを初めて見てめちゃくちゃに萎えた時です。源氏物語ミュージアムは昔焚かれていたお香の匂いをかげたのがとっても楽しかったのが思い出されます。

 

なんにせよその時からくず湯にハマった私はその後近鉄百貨店の和菓子屋でくず湯をコンスタントに買うようになったわけです。浪人生の時に当時付き合っていた人と宇治にお出かけをした時も買った気がしています。これはかなり曖昧な記憶。宇治で買った店の名前が全く思い出せないのだけど、近鉄で買っていたのは多分鶴屋吉信というお店かなあと思うのでお取り寄せしてこのモヤモヤを解消したいところです。

 

ちなみに先に楽天市場でお取り寄せしたものはう〜〜ん本葛って書いてあったけど、なんか違いました。多分薄い。